どうも、魚屋店員しらすです!
今回は『はたはた』です。
漢字で書くと魚へんに『神』と書いて『鰰(はたはた)』。
もしくは雷の魚と書いて『雷魚(はたはた)』。
なんか神々しいですよね(笑)
このはたはたを、今回は煮付けにして食べてみました!
身離れがよくて食べやすく、ホロホロと癖のない白身が旨い一品でしたよ!
今回使用する『鳥取県産のはたはた』
はたはたといえば秋田県の名産『しょっつる』が有名で『秋田!!!』というイメージがありますが、今回は鳥取県産です。
あと、はたはたといえば『秋が旬じゃないの?』と思っていたのですが、調べてみると旬は2回ありました。
鳥取県産など山陰地方で獲れるはたはたは『春が旬』で、産卵をしないために脂がのっていて身が大変美味しいそうです。
秋田県などで獲れるはたはたは『秋が旬』で、産卵時期真っ只中のため、ブリコと呼ばれる価値のある卵をたくさん持っています。
今回は山陰の鳥取はたはたなので、脂がのった身を美味しくいただこうと思います!
はたはたの下処理をしていく!
はたはたは鱗のない魚なので、内蔵処理だけしていきます。
まずは頭のこの部分を包丁で切り離します。
続いて頭のカマ側ですね。
カマと頭が引っ付いている部分を切り離します。
頭を押さえながら引っ張ると、内蔵が出てきます。
見栄えがいいものではないので、今回はモザイクに…(笑)
内蔵が取り終わったら、熱いお湯をかけてヌメりを取っていきます。
多少腹が破れますが、気にしない!
水分を拭き取っていきます。
煮付けにする
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 水 50ml
を火にかけて、煮立たせます。
弱火にしてからはたはたを投入!
アルミホイルの真ん中に切り込みを入れて、落し蓋にして、蓋をかぶせます。
5分もすれば完成!
ちょっと火が強すぎたのと、水が少なかったですね。
真ん中で割れてしまうという残念な結果に…(汗)
本当に弱火で水は100mlくらいいれた方がよさそうですね。
見た目はちょっと良くないですが、『はたはたの煮付け』完成です!
いざ、実食!
それではご飯と一緒にいただきます!
旨ぁ~(o´3`o)
ホロホロとした白身が甘辛いタレとマッチして最高!
あと、胸ヒレ付近のちょっと引き締まった部分、カマの部分が身がしっかりして、より旨いです!
そして、はたはたといえば『身離れがいい』のが特徴!
頭側から出ている骨を引っこ抜くと、中骨がキレイに抜けます。
ほかの骨はカマの骨以外は小さいので全然きになりませんね。丸ごとパクッといけます。
また、内蔵の白い部分、『肝』がまた旨い!
身と肝をご飯の上にのせての一気食い!オススメです!
ご飯との相性もバッチリで最高でした!ごちそうさまでした!
まとめ:はたはたは癖のない食べやすいお魚でした!
以上、『はたはたの煮付けレポ』でした!
今回ははたはたを食べてみましたけど、見た目に反して食べやすい魚で驚きました!
癖もありませんし、ご飯と一緒にパクパク食べていけますね。
中骨さえ取ってしまえば、骨ごと食べても気になりませんし、尻尾まで食べられるので、カルシウム摂取にも最適です。
鱗もないので、処理もしやすいですね。
ただ、ヌメヌメしているので、指だけ切らないように気を付けて調理するようにしましょう。
今度は秋田のはたはた食べてみたいなぁ~♪
『ブリコ』の存在が気になりますしね。
半年後には秋のはたはたを狙っていこうと思います。
皆様もはたはた、ぜひ一度お試し下さいね~♪