どうも、スーパーの魚屋しらすです!
冬ももう終盤ですね!
節分も終わり、立春。3月も目前に迫っています。
旨いぶりももう終盤です
丸々太ったぶり。
寒い海の中、丸々と脂を蓄えているぶりです。
そんなぶりも一番旨い時期がそろそろ終わりそうですよ。
養殖のぶりでも3月に入ると脂のノリが控え目になる印象
年中エサで管理している養殖のぶり。
『1年間品質が安定していて、いつでも脂がノッているのが養殖のぶり』というイメージですが、個人的には少し違うと思っています。
確かに天然のぶりに比べると、旬じゃない時の品質は間違いなくいいです。
ただ、それでも旬を外れると確実の脂のノリは悪くなります。
というのも、養殖ぶりにもしっかりと産卵の時期はあります。
養殖ぶりでも子を持ち始めると栄養は卵の方に奪われます。
あと気温が上がってくると海水温もあがっていきますよね。
養殖といえども、養殖しているのは『海の中』。
ぶりの脂は寒い海の中で蓄えられますので、気温が上がって、海水温が上がってくると、当然脂のノリも悪くなってきます。
ぶりの特売も回数が減ってくる
『本日のお買い得の品!』とか『今週の目玉商品!』とか、ぶりは売り上げが大きいので、広告に載る機会も多いお魚です。
ただ、それも『寒い時期』がメイン。
3月に入って、気温が上がってくるとぶりの特売もほとんどなくなってきます。
つまり、ぶりを美味しく、お買い得に買えるのは『2月まで』ということになります。
広告に載っているうちに、また脂のノリが最高潮の2月までの間に、ぜひとも旨いぶりを食べてもらいたいですね!
他のお買い得なお魚
千葉県産の真さば。
真さばも冬が旬のお魚で、3月に入ってくると真子や白子を持つようになってきます。
真子や白子を持つようになると、脂ノリが落ち着いてくるのと、身がやせていくので、真さばも脂がノッている2月までがチャンスです。
ただ、さばの真子や白子は煮付けると、メチャクチャ旨いです。
温かくなってくるとさばの真子や白子が売っていることもあるので、こちらを食べてみるのもいいと思いますよ。
まとめ:ぶりの旬はまもなく終了です
以上、『旨いぶりは今のうちだよ!』という記事でした!
せっかく食べるなら、『お買い得』で『旨い』ものがいいですよね。
ぶりが広告に載るシーズンはまもなく終了です。
『あー、食べとけばよかった。。。』なんてことがないように、今のうちに旨いぶりをぜひとも食べて下さいね!
春に旨くなるぶり
ぶりの旬といえば冬ですが、春に旨くなるぶりもあるんですよ!
www.umai-fish.com
『桜ぶり』と呼ばれる、桜前線とともに水揚げされるぶりです。
気になる方はぜひとも読んでみて下さいね!